
-- 桐生さんについて教えてください。
桐生末子です。定年退職した主人と二人で暮らしています。子供は二人おりますが、もう二人とも独立しています。主人はJRに勤めるサラリーマンでした。私たちは転勤族で日本各地を転々としましたが、25年前、府中に家を建て、東京に戻ってきました。
-- 桐生さんはひらい歯科でどのような治療を受けていますか。
最初は平井先生に入れ歯を作っていただいていました。平成12年頃から、インプラントという、よい治療法ができたということで、インプラント治療を始めました。
治療が終わったのが平成17年です。5年かけて、合わせて11本のインプラント治療をしました。今は、自分の歯とインプラントだけで入れ歯はありません。
-- 桐生さんがひらい歯科に通い始めたのはいつからですか。
初めて先生のところに来たのは、昭和62年ですから、もう22年前になります。平井先生が三鷹に開業して間もない頃でした。
-- ひらい歯科を知ったきっかけを教えてください。
以前住んでいたマンションに、ひらい歯科の受付をされている斉藤さんという方が住んでいて、その方にご紹介いただいたのがきっかけです。
斉藤さんとお話をしていて歯医者さんの話になったとき、「うちの平井先生は上手よ」と薦めてくれました。22年前ですから、私がまだ40代の頃ですね。
-- その頃、桐生さんの歯はどんな状態だったのですか。
一時、夫の転勤で福島市に住んでいたとき、転んで右前歯を折ってしまったんです。福島の歯医者さんで金の差し歯を入れてもらいましたが、その先生があまり上手ではなくてね。その歯が気になってしょうがなかったんです。その後転勤を終えて東京に戻り、よい先生はいないかしらと探していました。
-- 平井先生の第一印象はいかがでしたか。
斉藤さんがおっしゃていた通り、平井先生は処置が上手でしたね。それでずっとひらい歯科に通うことになりました。その後先生には入れ歯を何度か作っていただきました。
-- 最初にインプラントをされたのは平成12年ということですが、インプラントとの出会いについて教えてください。
奥歯が悪くなった時に先生に診てみらったら、もう根がなくなっていて、入れ歯よりインプラントのほうがいい、と言われてそういう治療法があることを知りました。人工の歯を植えるなんて、痛くないのかしらと思いましたが、「千葉から上手な先生が来ますから(ひらい歯科インプラント担当 飯島俊一歯科医のこと)大丈夫ですよ、と言われました。

ただ、最初インプラントのお値段を聞いた時にはびっくりしましたね。「え、そんなに高いの」という感じでしたが、先生を信用していましたから、お願いしました。
-- インプラント治療をしてみてどうでしたか。
先生がおっしゃったとおり、全然痛くなかったし、手術後は自分の歯みたいに食べ物を噛みしめられるのですごくいいですね。 私は固いものが大好き。お煎餅とか、おしんことか、ナッツとか。インプラントを入れて、そういうものを平気で噛めるようになったのがうれしいです。
手術のあと、たまたま新聞を見たら、インプラントのことが載っていて、平均でどれぐらい治療費がかかるかも書いてありました。でも、ひらい歯科の治療費はそれよりも安かったので、ああ、やっぱり先生は良心的だったんだな、やってよかったな、と思いました。
-- ひらい歯科のいいところを教えてください。
まず先生の技術ですね。平井先生も、飯島先生も上手だから、安心できます。よく勉強していらっしゃるし。
それと、親切。先生方もそうだし、スタッフの方もみな親切だから、通ってくるのも楽しいです。
-- 今はどれぐらいの割でひらい歯科に通っているのですか。
なんのかんので、月に2~3回は通っています。お友達にも、「あなたよく歯医者さん行くわねえ」なんて言われるぐらい。インプラントの治療は終わりましたけど、先日は氷砂糖をがりっと噛んだら歯が打撲したらしくて。今それで通っています。
以前は自分で運転して車で通っていましたが、今は電動自転車で、府中から三鷹まで、1時間かけて来るんですよ。いい運動になっています。
これまでずっと定期的に通っているので、すごく悪くなる前に入れ歯やインプラントの治療をしてきましたから、幸い、今まで噛めなくて困った、という経験が一度もないんですよ。

22年来の患者様である桐生さんと平井院長に、開業当初のひらい歯科のこと、インプラントのことなどについて、対談をしていただきました。
(桐生さん)先生、今はインプラントに力入れてられるけど、たしか、最初の頃は、インプラントはあまり薦めてませんでしたよね。
(平井院長)ええ。20年ぐらい前のインプラント治療はインプラントの形状や材質など材料面で問題があり、まだ患者様に薦められる状態じゃなかったんです。インプラントはもともと外国から来た治療法なので、日本ではまだ治療のできる先生が少なかったこともあります。しかし10年ほど前からは、材料の進歩とともに日本でもインプラント治療が確立されてきました。
ひらい歯科がインプラント治療を取り入れたきっかけは、現東京歯科大学病院の口腔インプラント科の臨床教授であられる飯島俊一先生(現ひらい歯科のインプラント担当)との出会いです。飯島先生にお会いして、私のインプラントに対する考え方が変わりました。
私は最初、インプラントの技術を学ぶために、飯島先生の医院に勉強に行きました。間近で先生の治療や手術を拝見して感じたのは、一口にインプラント治療といっても、非常に奥が深い。症例によって30種以上あるインプラントの中から最適なものを選んだり、術式を変えるなど、経験が重要な技術であると改めて知らされました。
簡単なケースであれば、外科的手術を行っている先生ならできるケースもありますが、例えば、入れ歯歴が長く骨がなくなっている難しい症例のインプラント手術を成功に導くのは難しい。私がここで時間をかけてインプラントの技術を磨くよりも、第一人者である飯島先生にうちに来てもらって手術をお任せしたほうが、確実に患者様の期待にこたえられるだろうと思い、飯島先生に、うちに定期的に来てくれるようにお願いしました。ひらい歯科がインプラント治療を始めたのはそれからです。
飯島先生は技術だけでなく、人間性がいいんです。でも飯島先生だけじゃなくて、うちに来てくれる先生は、みんな人間性がいいです。腕が良くても人間が悪い先生もいますからね。自信があるとどうしても人は横柄になる。でもそういう先生は私は好きじゃない。一緒にやっていけない。
そういうえば、先生のところはスタッフの方も長いですよね。ひらい歯科を私に紹介してくれた斉藤さんもそうだけど、私が通い始めた頃からいらっしゃる方もいるし。
そう、みんな長いですよ。20年以上の人は斉藤さん以外にもいますし、16~17年の人もいる。学生のときにうちに入って、それから8年もいて、衛生士の資格を取った子もいます。
スタッフが変わらないと、患者様は安心するんですよ。だから長くいてくれるのはありがたい話です。みんな患者様にきめ細やかに対応してくれるから、助かります。
ひらい歯科は患者様も、桐生さんみたいに、開業当初から来てくださっていた方が多いです。でもここ2年ぐらいの間に高齢で亡くなった方が多くてね。それがとても残念です。
ところで、先生、私の妹は54歳で亡くなったんですが、昔から歯が悪くて歯槽膿漏もありました。他にも自分の周りで早死した人のことを考えると、歯が悪いと長生きしないような気がするんですが。
そうですね、歯の善し悪しと寿命はやはり関係すると思います。歯が悪いと咀嚼ができなくなりますから、栄養摂取ができないことと、毒素を分解する唾液が出ないから胃腸に負担がきます。よく噛めれば食事は吸収しやすくなり、唾液を出すことで免疫力も高まる。さらに噛むことで脳が活性化しますから老化の防止にもなります。
毎週通っているせいかしら、私なんて、今まで幸い噛めないっていう経験ないから、よくわからないんだけど、噛めないって悩んでいる人、まわりにとても多いですよ。
そう、多いです。入れ歯が合わなくて食べられなくて悩んでいる方が多い。高額な費用をかけて入れ歯を作ったのに合わなくて、ストローで食事しているとか。「食べられない、食べられない」って毎日言っていると家族が暗くなりますし、本人も楽しくないと思いますね。
でも、やはりインプラントはお金かかりますからね。私も人に薦めるけど、みなさんそこまで歯にお金をかけたくないってやめちゃうみたいです。
それぞれ皆さん事情があるのは当然のことだと思います。ただ残念なのは、インプラント治療に関しての誤解や、情報不足がまだまだあるということ。食べることに苦労されているのに、ただ何となく怖かったり、インプラントに関する偏った情報に左右されて敬遠している方には、ぜひ正確なことを知っていただきたいと思いますね。
また、よく誤解される方がいるのですが、インプラント治療をするからといって、何も全部をインプラントにしなければならないわけではありません。ケースバイケースで、一部だけをインプラントにし、あとは入れ歯でもいいんです。支えとなる歯だけをインプラントで作って入れ歯を使えば、全く歯がないところに入れ歯を入れるよりも入れ歯の安定度が全然違う。うまくインプラントと入れ歯を併用すればいいんです。入れ歯が合わないといって、食べることを簡単にあきらめてほしくないなあ、と思います。
そう、固いおしんこやお煎餅を食べられるのって幸せね。私はで食べたいもの何でも食べられて、ついつい食べ過ぎるので、太りすぎに注意しているぐらい。歯にはお金はかけましたが、今思えば安かったと思いますよ。
ほんとに、歯だけは、1本悪い歯があってもだめですね、気になって。これからも頑張って通ってきますから、先生、私の歯をよろしくお願いします。
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わかりました。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
ひらい歯科医院 お客様に聞く - 桐生末子さん
府中市にお住まいの桐生末子さんは、68歳の主婦。22年前からひらい歯科に通っているという桐生さんに、インプラント手術について詳しく聞きました。
第二部